2006年11月16日木曜日

最期にお目にした時は、仙人のようでした。

このまえ、なんか急に房総半島に行ってみたくなったんですがね。
鈍行列車に乗って、ただただ揺られっぱなしでした。仕事であちこちは行ってても、ほとんど新幹線。たまに横文字系の特急とかで。のんびりの各駅停車なんてもしかして相当乗ってなかったかもしれない。
外房線にしようか、内房線にしようか、どこで下車しようか、メシどうしようか、宿どうしようか、
手 ぶらの、まったくの無計画で、ふら~っとしてきました。ほんとトロトロって感じで。日も暮れて、だんだん、止まる駅止まる駅はどんどんかなり何も無くて、 おいおい大丈夫かよこの先…と少し不安になりましたが、それでもなんとか、わりとひらけてた御宿という駅で降りました。どうもサーファーがよく来る浜辺で 有名らしく、素泊まり宿がたくさんあったので、とりあえず安心。
前料金で3000円。やすっ!
四畳半、風呂・トイレ共同
テレビ一台。つかねー、うわっ、100円で一時間、懐かしっ!
充分です。秋ですし。

『生活の柄』
秋は、秋からは、浮浪者のままでは眠れない。夜空の下では眠れない、陸をひいては眠れない。寝たかと思うと、またも冷気にからかわれる。
by 高田 渡
永遠なれ